市場がありませんので、
今日は気になるピックアップ銘柄「アステラス製薬」を深堀りしたいと思います😊
NISA買付ランキングで上位に入っていますが、これは配当利回りと大手製薬会社という安心感から買われているのでしょう( ˙▿˙ )☝
ホントに「アステラス製薬」は大丈夫なのか??
見ていきたいと思います👍
アステラス製薬の現在の株価 1615円 (2024/3/15終値)
最近の日足、月足チャート
特に月足見てもらうと分かるように、
昨年の10月付近では2200円あった株価が5ヶ月で1600円に下落しています(-27%)
この下落によって、見た目の配当利回りか上がって、4.3%になっているのです。元々配当性向は高かったのですが、
※2024/03/15時点
配当性向 164%
配当利回り:4.33%
PER:37.84倍
PBR:1.92倍
11期連続増配
と、配当性向がとんでもない事になっています🤯
株価は同業種比較ではそれほど割高ではなくなってきました😑
さて、問題の2024/3月期の業績
直近の第三四半期決算では、-59%の減益😨
通期利益も-41%減益予想
これを受けて株価が下落し続けていたのですね💦
財務状況
自己資本比率 60.4% はまずまず良好
海外売上比率 81% 為替の影響が大きい
ROE 6.70% は同業他社と比べても少し低め
今後の復活の見通しですが、
現在、売上トップの製品が「イクスタンジ」で
治療抵抗性前立腺がんの治療薬です💊
これは最新世代のアンドロゲン(男性ホルモン)拮抗薬で、アンドロゲン受容体へのアンドロゲン結合を競合阻害するだけでなく、アンドロゲン受容体の核内移行と転写因子への結合阻害作用も持ち、複数の段階でシグナル伝達を阻害することで抗腫瘍効果を発揮します
今年度はイクスタンジ売上は23%増で、これが主な収入源となっています。しかし、3年後米国で特許が切れてしまうので、後発品(ジェネリック)が参入してきて、シェアがかなり奪われます😵
その対策として、次なる新薬開発か求められますが、元々、泌尿器系が強い会社、その他にも
パドセブ (エンホルツマブベドチン)が尿路上皮がん(主に膀胱がん)で米国で承認されおり、日本、欧州でも承認されるでしょう🙂
この薬剤は一次治療から導入できる(抗がん剤での治療歴がない人でも使える)という所が大きいと思います。まだ、メジャーながん種よりは患者数は少ないですが、かなり伸びる可能性はあると思います👍
という訳で、アステラス製薬を紐解いてきましたが、まだ新薬も控えており、そんなに大きく悲観する程でもないのかなと私は思いました😊
まだ、株価が下がる可能性はあるので安くなったら買いもあるのかと…
リスクとしては減配、無配の可能性もあるというところですかね🥺💦
とはいえ、株投資は何があるか分かりません。投資は自己責任でお願いしますm(_ _)m
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